Honda独自の予防安全装置「Honda SENSING」を実際に乗車して体験！
- 2017年10月16日
Honda独自の予防安全技術「Honda SENSING」（ホンダ センシング）。
Honda Localでも何度かご紹介していますが、今回は実際に車に乗って「Honda SENSING」を体験するスタッフ向けの講習会が行われましたので、そちらの様子をレポートします！
FITで実際に体験する「Honda SENSING」
今回、実車講習に講師として来ていただいたのは、交通教育センターレインボー熊本の五十嵐さん。
Hondaスタッフに対して「Honda SENSING」の機能を深く理解してもらうため、各地の販売店を中心に、「Honda SENSING」の体験・教育を行っており、実技の部門を担当しています。
予防安全技術のデモンストレーションは危険が伴い、周到な準備が必要な為、このような試みはまだ始まったばかりとのこと。
今回の実車講習は、こちらのFITとN-BOXを使用して行われます。
「Honda SENSING」のポイントはレーダーとカメラ
「Honda SENSING」には*10種類の様々な機能 がありますが、今回は衝突軽減ブレーキと誤発進抑制機能を体験します。
*車種によって機能は異なります
どのように衝突軽減ブレーキや誤発進抑制機能が機能するのか？を五十嵐さんに伺いました。
まず、「Honda SENSING」には「ミリ波レーダー」が搭載されており、前方障害物や前方車両との速度差、距離などを測ります。
ミリ波レーダーは雨や霧にも強いという特徴があるとのこと。
ただし、レーダーだけだと、前方に何があるのかは分からない（対象物を判断できない）そうです。
その弱点を補うのが「単眼カメラ」です。
その単眼カメラで対象物を認識して、レーダーと合わせて状況判断しているとのこと。
実車体験専用の障害物にも工夫が
今回準備された専用のターゲット（障害物）。車の写真が貼ってあるパネルですが、このターゲットにも工夫が。
今回の実車体験は、テスト車の「Honda SENSING」の機能を騙して作動させるので、できるだけ本物に近い状態で作られているとのこと。
形状や光のあたり具合、ミリ波レーダーが反応するように反射板も入っているそうです。
今回の実車講習に関しての説明があり、いよいよ講習がスタート。
五十嵐さんが運転し、体験者が同乗する形式で行われます。
障害物を感知し、減速する衝突軽減ブレーキ
まずは五十嵐さんのデモンストレーションから。
約20km〜25kmでノーブレーキでターゲットに向かっていきます。
すると、警報音とともにブレーキが作動、運転者がブレーキを踏んで車が停止します。
そして、いよいよ実際に乗車して「Honda SENSING」を体験。
ノーブレーキで進むので、ぶつからないかどうかヒヤヒヤです・・・。
・・・と写真や文章では伝わらないので、こちらの動画をチェックしてみて下さい！
ドライバーの安全のために、まずは知ることから
全員が実車体験した後、N-BOXを使用しての「後方誤発進抑制機能」のデモンストレーションも行われました。
後方に障害物がある状態でバックしようとしても後方誤発進抑制機能が働いてクルマはストップします。
最後に五十嵐さんからのお話があり講座は終了。
ドライバーの安全運転を支援する「Honda SENSING」ですが、まずはドライバーが、「Honda SENSING」を知ることが大切であると思います。
「Honda SENSING」についての詳しいお話は、是非お近くのホンダカーズ各店までお気軽にお問合わせください！
*今回のHonda SENSING 実車体験は専門家の指導の上、実施しております。通常、販売店では実車を使った体験を行っておりません。
*各機能の能力（認識能力・制御能力）には限界があります。各機能の能力を過信せず、つねに周囲の状況に気をつけ、安全運転をお願いします。詳細は各機能ページをご参照ください。
