2017 VISSLA ISA 世界ジュニアサーフィン選手権が日向市で開催!日向市の葉上さんにお話を伺いました
- 2017年08月30日
9月23日〜10月1日の9日間、日向市お倉ヶ浜をメイン会場に、国際サーフィン連盟(ISA)主催の「2017 VISSLA ISA 世界ジュニアサーフィン選手権」が開催されます!
■「2017 VISSLA ISA 世界ジュニアサーフィン選手権」の動画はこちら
以前、日向市でサーフショップを運営する伊久良城二さんの記事でも少し触れましたが、アジア初開催となるこの大会、宮崎県ホンダカーズはこの大会のオフィシャルスポンサーとして協力することが決まりました!
今回は、このサーフィン大会の運営や日向市のサーフタウン構想を実現すべく活動されている、日向市 サーフタウン交流推進室の葉上さんに、大会会場となるお倉ヶ浜でお話を伺いました!
日向市はサーフィンの街
宮崎県にはサーフィンのポイントが北から南まで点在しています。日向市にもお倉ヶ浜を始め複数のサーフィンのポイントがあります、と語る葉上さん。
日向市がサーフィンを「資源」として捉えたのは、国からの地方創生の動きがきっかけ。年間20万人がサーフィンを目的に日向市に訪れていることを背景に、「サーフィン」を地域資源として捉えました。
※取材当日も平日ながらたくさんのサーファーで賑わっていました。
「サーフィンは資源である」という考えが、サーフィンに特化して地域を盛り上げていく「サーフタウン構想」へと繋がっていきます。
その活動の中で昨年「ヒュー!日向」がスタート。
※こちらはお倉ヶ浜に設置されたヒュー!日向のパネル
※ちなみに葉上さんが着ているTシャツもヒュー!日向のTシャツ
ヒュー!日向のWebサイトには、サーファーに役立つ情報「ヒュー!マップ」や波情報などを掲載し、サーフィン関連情報だけではなく、食事や宿泊施設、観光地情報など盛りだくさんです。
日向を知ってもらい、楽しんでもらうことで、移住者を増やす活動を続けています。
なぜ日向でサーフィンの国際大会が行われることになったのか?
日向市でサーフィンの国際大会が「2017 VISSLA ISA 世界ジュニアサーフィン選手権」が開催されることになったきっかけは、昨年1月からスタートした東京オリンピック サーフィン競技の招致活動でした。
広い砂浜、長い海岸、駐車場も併設されており、サーフィンがすぐできる環境は全国でも稀。
また、下水道完備のビーチハウスやシャワーも備える環境は珍しく、日向市はサーフィンのためにあるような場所であるという思いがありました。
この資源を活かし、オリンピックを招致しようという活動がスタートします。
一昨年から招致に向けて動き始め、去年の1月にオリンピック招致に向けて行政だけではなく、民間団体、商工会議所、地元のサーファーなど約1000人規模で決起集会を行いました。
昨年8月にサーフィン競技が正式にオリンピック競技として決まった後、12月にオリンピック会場に決まったのは残念ながら日向市ではなく千葉の一宮でした。
しかしその後、国際サーフィン連盟(ISA)がオリンピック前に日本で大きなサーフィンの大会をやりたいという話になり、今年の2月にサーフィン国際大会の開催場所が日向に決定しました。
アジアで初開催!世界ジュニアサーフィン選手権
ISA(国際サーフィン連盟)が主催する大会は日本では27年ぶり。世界ジュニアサーフィン選手権はアジア初開催。
約50ヶ国から選手団が訪れ、18歳以下男子・女子、16歳以下男子・女子のパートに分かれて熱戦が繰り広げられます。
サーフィンがオリンピックの正式種目となったことや、オリンピック開催国である日本での開催ということで注目されている今大会。
日向市では、会場となるお倉ヶ浜の整備や、来日する外国の方たちのために飲食店用の外国語メニューを作るなど準備を進めています。
9月23日に日向市駅前交流広場で行われる開会式では、地元の小学生がプラカードを持って参加するなど、街ぐるみで大会をサポート。
ちなみに、大会期間中はお倉ヶ浜の駐車場に一般車両は駐車できず、お倉ヶ浜総合公園の駐車場からのシャトルバスで会場まで送迎が行われます。
9月10日、ビーチクリーンを開催
大会前の9月10日(日)、宮崎県ホンダカーズが中心となり、大会関係者とともにビーチクリーンを行います。
以前、日南市の大堂津海水浴場で行ったような、ATVと呼ばれる砂浜でも安定して走ることが出来る4輪の乗り物を活用します。
もともと綺麗でゴミもほとんど落ちていないお倉ヶ浜ですが、より安全に快適に大会が行われるよう、そして、綺麗なビーチで各国の選手たちを迎えられるよう宮崎県ホンダカーズも協力していきます。
この大会を通してサーフタウン日向市を世界へ
※こちらは「STEP WGN Modulo X」。宮崎県ホンダカーズは大会スポンサーとして、大会で使用する車両の提供も行う予定です。
この大会を成功させるのはもちろんですが、この大会を行ったことによって世界から日向市が「サーフィンの街」として注目されれば、と語る葉上さん。
2020年、東京オリンピックが始まったときに、3年前に日向で行われたこの大会のことを連想してもらえると嬉しい、そして日向市のサーフタウン構想にとって、この大会がいいきっかけになれば、と話してくれました。
「2017 VISSLA ISA 世界ジュニアサーフィン選手権」の情報はこちらから!
■日向市ホームページ
https://www.hyugacity.jp/display.php?clist=1043
■ヒュー!日向ホームページ
https://www.phew-hyuga.jp/